オーストラリア駐在初日

全てまっさらな状態からのスタート。初日での振る舞いは結構大事だったりします。

第一印象は後々にわたり良い意味でも悪い意味でも尾を引いてしまうものですので、駐在生活を充実させるためにも、準備をしておくのが吉です。

 

赴任初日に通されたオフィス。

 

オーストラリア赴任初日、私の場合

私の赴任先オフィスでの初日は、まず社長に挨拶し、それから社長に近しい人事・経理・部長達に挨拶と自己紹介をし、その後前任者(predecessor)や同僚(colleagues)に挨拶をしていき、種々の引継ぎ作業業務に入っていく・・・という流れでした。

その後歓迎会があったのですが、日本とはずいぶん雰囲気の違った「飲みの場における自己紹介」の時、ユーモアを織り交ぜたトークを心掛けることで、最初の挨拶だけでは解くことができなかった、ある種のよそよそしさを早いうちに払拭することができたと思います。

「飲み会」と言っても、オーストラリアでは立食パーティー。会社がご飯代も飲み物代も出してくれます。

 

これから円滑な仕事環境を整える基礎を築く、という観点から見ると、私の赴任初日はまずまず成功だったと言えるかと思います。(しかし、その後3か月で私は挫折を経験します。。それはまた別の記事にて)

 

駐在先での自己紹介に関するポイント

目を見てはっきり話そう


オフィス初日、慣れない外国語での挨拶することになり、自己紹介の内容を考えたり、ふさわしい会話表現などをあれこれ考えてしまう方もいらっしゃるかと思います。

 

しかしそれ以上に大切なのは「アイコンタクトを常に意識・にこやかに・はっきり話す」といった態度や表情、話し方です。

シリアスな場でも、挨拶の場でも、アイコンタクトはかかせません。

 

 

如何に完璧なスピーチ内容を準備したとしても、相手の目を見て話さず、無表情で、棒読みであった場合は、まったく相手の心に響かないでしょう。

 

むしろ、不完全な英語でも、相手に伝えようとする気持ちを全面に押し出し、適切な態度と表情で熱く語ったほうが良い印象を与えると思います。

 

(※しかし、これはあくまで社内の話。会社自体の評価に繋がる様な社外に対してのオフィシャルな場面での自己紹介では、立ち振る舞い、ユーモアとウィットを事前に綿密に準備する必要があります。英語自己紹介での頻出表現については、またの機会に記事にします。)

 

握手でのNG行為とは?


日本人は日常的に握手をする習慣が無いので、最初戸惑うこともあるかと思いますが、躊躇せずに自分から握手しに行きましょう。

 

そう、自分からです。なんでここをわざわざ言うかというと、それができていない日本人があまりにも多いからです。

 

日本でのお辞儀や会釈に慣れてしまい、自分から立ち上がって握手に行く・・・というアクションに慣れていない人が多いみたいです。(中には駐在で1年以上過ごしていても、まだ慣れていない人も結構多くいらっしゃいます。)

 

信頼感を築いていくために、自分から歩み寄っていくという姿勢を示していくのはとても重要です。

 

握手にあたってのNG事項は、「相手の握手を待つ(受け身で握手する)・両手で握手をする・左手で握手する・座ったまま握手・お辞儀しながら握手する・目を見ずに握手」です。

 

つまり、起立し、笑顔とアイコンタクトに心を配りながら、右手で握手をします。ふにゃっと握ってはいけません。(握りすぎてもいけませんが・・・)慣れていないと、これがなかなか難しかったりします。最初はできるだけ意識するようにしましょう!

 

ユーモアは必要不可欠


ユーモアを交えてその場の緊張を解きほぐし、笑いをとり、一体感を醸成していくことは極めて重要なスキルになります。

その頃よくつるんでいたRochelleという友人の家に遊びに行くとこんなものが・・・。こういうのを楽しめるって良いですよね~。

 

多くの日本人は、ビジネスにおけるユーモアは「できれば・・・」くらいの位置づけとしているかと思いますが、オーストラリア(そして英語圏の文化)では「必須」と言える、重要なファクターです。

 

なぜ重要かというと、日本人の場合は最初から和を重んじる・・・つまり、人が集まった時点で既に「この空間、空気を良いものにしていこう」という協力体制を構築していかなくてはいけない前提があります。

 

なので、例えばスピーチをする際、日本人の場合言い訳から入るのが有効です。

 

「え~。まことに僭越ながら・・・」(ここに集まっている私は皆様と同じ、いえ、低い立場にいるのですが、今から話します、すみません)

 

というやつですね。

 

一方、オーストラリアの場合、集まった時点では個の集団であり、その時点ではばらばらです。そこに一体感を持たせるのが「ユーモア」。私はそのように感じます。なので、スピーチなどでもユーモアは非常に重要視されます。

 

そんなわけで、ユーモアが大好きなオージーの飲み会。

 

私の場合、こんなやりとりがありました。

 

私「Aussies drink so much!」(オージーはめっちゃ飲みますねー!)

マイケル「That’s right, you could drink anywhere anytime in this country!」(そうさ、ココはいつでもどこでも飲めるぞ!)

私「Cool… Can I drink under the table?」(んじゃ、へべれけになるまで飲んでヨイ?)

※drinking under the tableで、「へべれけになるまで飲む」という慣用句。anywhere というマイケルの言葉にあわせてユーモアで応じた。

 

といったやりとりをしたところ、私達のやりとりを聞いていた周囲で笑いが起こり、マイケルから「Welcome aboard!」(ウチらの場所へようこそ!)というオフィス内では聞くことのできなかった言葉が出てきました。

 

この時私は、彼らの一員として、本当のスタート地点に立てたと感じました。この言葉を聞いて初めて、私は「あ・・・、逆説的に考えると、今まではWelcome実はされていなかったのだ」と気づくことができました。

 

こういったユーモアを即興的に生み出すのは高いハードルかもしれません。従って、つかみのネタを何かしら前もって準備しておくことをお勧めします。

 

 

次回は、英語での自己紹介に関して、頻出の英語表現についての記事を予定しています。

 

ではまた!


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です