メルボルン、食材の入手事情と駐在員へ喜ばれるお土産

ラーメンスープだけ!というのはなかなか手に入りにくいメルボルン。でも、麺と一緒ならちゃんと手に入ります!

 

海外駐在ともなれば、日本食材がどれほど入手可能か。また、嗜好品の事情はどうか、気になるところだと思います。

 

これから何年もの間過ごすというワケですから、食の問題は重要だと思います。
そこで、今回はメルボルンの事情を紹介いたします。

また、手に入りづらいものも紹介しますので、現地駐在員への手土産の参考になるかもしれません。

 

日本食材の入手

メルボルンにはそこかしこに日本食マーケットがあり、日本で手に入る食材を探すなら、主にそこを探します!

最も行きつけの日本雑貨店、Fuji Mart.こんな粋な事を時々してくれます。

 

オーストラリアの日本食スーパーマーケットで手に入るモノ達


さて、私が実際に現地で5年間過ごしてみて、日本のスーパーで一般的にみられるような食材が手に入るか否か、以下にリストにしてみました。

約350品目にわたるので、羅列されてしまっている感がかなりありますが、いつか眺めていただけると幸いです。

探すのに手間取るのは黄色、入手不可のものはグレーで表示しています。

なお、これは2017年の7月時点で、私の知っている範囲内です。「これ、ないよ!」とか「これ、あるよ!」という情報をお持ちでしたら、教えていただけると嬉しいです。

 

 

いかがでしょうか。

 

なんと、刺身も入手できるのが驚きです。ただし、マグロ、ハマチ、サーモンなど、メジャーどころの魚のみにはなってしまいます。オーストラリアでは、イカなんてなんで刺身で食べるの?!といった雰囲気です。

 

なお、健康に意識が高い人が多いオーストラリアでは、健康に良いとされる食品に関しては日本よりも圧倒的に入手しやすいです。

また、アジア雑貨店も多いため、スパイス等も、見たことのないインド・中国・東南アジア・中東・アフリカのスパイスなど、世界中からの食品が集まっています。

 

オーストラリアに行く機会に、食に対する見識を育てるのも良いでしょう!

 

日本の食品という観点から言えば、総じて品揃えのイメージ的には、日本の郊外中規模スーパーといったかんじです。

 

ほぼ日本と同様のものが手に入りますが、地方の特産品等、特別なものは手に入りづらい傾向があります。

 

市外中心地には、中国富裕層をターゲットにした、日本の地方特産品を取り扱う店(白い恋人等を販売しています)がありますが、ご想像通りお高いです。

 

有名なQueens Victoria Market。世界中からの食品が集まる。活気はありますが、私はここよりもSouth Melbourne Marketの方が好きなのです。ちなみに、もっとディープな市場に行きたければ、Footscrayに行くと良いでしょう。

 

また、オーストラリアは食品の持込みに対して、世界1,2を争う程の厳しさで有名です。以下に参考URLを紹介いたします。

・オーストラリア大使館 検疫情報

http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html#caution

 

・JAL オーストラリア基本情報 通関(ページを少し下にスクロールした所です)

https://www.jal.co.jp/tabi/info/toshi/oce/au/

持ち込み禁止品
(代表的なもの) 全動植物、淡海水生物類、昆虫類、農作物種、土壌、培養物、有機性生物、チーズを含む酪農製品、卵製品、缶詰でないすべての肉類、青果物(生及び冷凍)、機内で消費しなかった食料品など。

 

現地の生態系への影響を最小限に抑えるためとも思いますが、なかなか「基本方針でコレさえ抑えればOK!」というものも無さそうなので、熟読をおすすめします。

 

番外編  ダイソーもあります


ちょっとした便利雑貨を安価に提供してくれるダイソーはほんと有難いですよね。

実は日本のみならず、オーストラリアにもダイソーはあるんです。
なんと、値段は$2.8!(日本円で250円ぐらいです)

品揃えや、お店の雰囲気は、日本とほぼ一緒です。

もちろん、「うまい棒」もダイソーで買えます。10本セット2.8ドル!(一本約25円です)

オーストラリアで食べるうまい棒は一味違う・・・気がする。笑

 

なんで100円ショップなのに$1ショップじゃないの?と思ってしまいますが、そもそもオーストラリアの物価が高いことも関係しているようです。

参考までに、オーストラリアの最低時給は、1時間につき$18程度(約1500円)、つまり日本の約2倍です。
物価も、おおむね2倍といった感じですね。

 

酒・タバコ・スイーツ事情

 

タバコは非常に高価(しかも、今後も値上げされます)


タバコの入手価格は、お店にもよりますが、だいたい$20~$30程度(約1700円~2500円)です。

入手場所は、スーパーマーケット、タバコ専門店、ガソリンスタンドなどです。スーパーマーケットは比較的安く買えますが、銘柄など種類が少ないようです。

ちなみに、オーストラリア政府は2017年から2020年まで、毎年12.5%ずつタバコ税を増税する模様です。
1箱$25と考えると、2020年には、$40ドル前後になる計算になりますね。

2018年2月現在のレートで換算すると、日本円で3400円ほどでしょうか。1箱25本でコレは高いですねぇ・・・。

ということで、愛煙家の方へは、タバコなんてお土産にどうでしょうか!
(どんな銘柄が好きか、さりげなく聞くのを忘れずに。)

ちなみに、持ち込み量が厳密に制限されているので、ご注意ください。
以下に参考URLを紹介いたします。

・JAL オーストラリア基本情報 通関(ページを少し下にスクロールした所です)

https://www.jal.co.jp/tabi/info/toshi/oce/au/

持込の制限
タバコ 紙巻タバコ25本、またはタバコ製品25g(18歳以上)

 

・オーストラリア大使館 免税枠のご案内(※リンク先はPDFになります)

http://www.homeaffairs.gov.au/EnteringorleavingAustralia/Documents/japanese-duty-free-concessions.pdf

旅客の免税枠
18 歳以上の乗客 1 人につき、あらゆる形態の(紙巻きタバコ、葉タバコなど)タバコ 25 グラム(約 25 本のタバコに相当)

 

お酒事情


お酒も、珍しいお酒でもない限り、メジャーなものは大体揃います。
しかし、リキュール類が探しづらかったのが印象に残っています。

以下に簡単な表を作ってみました。

 

ちなみに、するめ、柿ピー、カラムーチョ、塩辛などなど・・・といった一般的な酒のつまみは全て揃います
日本からの品物とはいえ、さほど高価格で売られているというわけではありませんので、有難いです。

また、お酒を持ち込むならば数量制限にご注意ください(指定量以降は、税金を払えば持ち込み可能です)。以下に参考URLをご紹介します。

・JAL オーストラリア基本情報 通関(ページを少し下にスクロールした所です)
https://www.jal.co.jp/tabi/info/toshi/oce/au/

持込の制限
酒類 酒類2.25リットル(18歳以上)

 

・オーストラリア大使館 免税枠のご案内(※リンク先はPDFになります)

http://www.homeaffairs.gov.au/EnteringorleavingAustralia/Documents/japanese-duty-free-concessions.pdf

旅客の免税枠
18 歳以上の旅客 1 人につき、2.25 リットルのアルコール飲料

 

スイーツ事情


いわゆる、デパ地下洋菓子風月堂のゴーフレット、ユーハイムのバームクーヘン、ヨックモックのクッキー・・・などなど)が手に入らないのは甘党の私にとっては残念でした。

また、大概の洋菓子店で出されるケーキ類は、総じていわゆる大味で、甘すぎる傾向大です。大きさはありますが、繊細さは期待できないと言ってよいでしょう。

しかし心配することはありません、私のオススメ洋菓子店inメルボルンを紹介します。

Bibelot
http://www.bibelot.com.au/

甘党の視点からすると、このお店はメルボルンの希望です。

 

 

というわけで、駐在員に持って行くと喜ばれるもの

 

基本的に、日本食マーケットで販売されているものは高いですが、駐在員として赴任されている方は、購入されると思います。

 

従って、駐在員が喜ぶのは、向こうではお金を出しても手に入りえないものです。
(とはいえ、タバコに関しては駐在員の方もなかなか手がでないみたいですね。。。)

 

すなわち、喜ばれるかもしれないお土産はコレです!

甘党ならデパ地下スイーツ

辛党なら地方物産品(持ち込み可能か必ず確認すること)

・愛煙家ならタバコ(銘柄・数量注意)

・お酒好きなら日本酒(同上)

 

※食品・お酒タバコ等嗜好品の持ち込みに関しては細心の注意を!

・JAL オーストラリア基本情報 通関(ページを少し下にスクロールした所です)https://www.jal.co.jp/tabi/info/toshi/oce/au/

・オーストラリア大使館 免税枠のご案内(※リンク先はPDFになります)
http://www.homeaffairs.gov.au/EnteringorleavingAustralia/Documents/japanese-duty-free-concessions.pdf

・オーストラリア大使館 検疫情報
http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html#caution

 

ちなみに、もしもワーホリ等で滞在している方への手土産なら、オーストラリアでも手に入るけれど、日本と価格差があるものもお土産として十分に喜ばれます!

 

いかがでしたでしょうか。
私はタバコを嗜まないのですが、スモーカーの方は苦境に立たされているみたいですね。オーストラリアはタバコを吸える場所も少ないです。

ではまた!


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